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執筆者の写真Osamu Okamura

古民家再生物語・南島原有家プロジェクト(その5)

更新日:2021年8月10日

長崎島原手延べ素麺の製麺所跡(元は農家の納屋)を再生して、皆が集えるマルシェ的な場をつくるプロジェクトです。

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南島原有家プロジェクト 1月の作業 2021/01/10,11,12,13

9日からの予定でしたが大寒波が襲来のため、高速バスが運休になり一日延ばしての作業です。翌日の10日、普賢岳も雪化粧してて神々しく感じました。

前回の宿題、外壁の板張りが出来てました。


今回の作業 カフェの床のクッションフロア張り

カフェの天井 トタン張り レンジフードの取付け 配線の移動


格子戸の取付け ハンガーレールでの吊り格子戸


カフェの厨房 保健所の営業許可のために、厨房を完成させる。保健所からいろいろとガテンがいかないことを指摘されたが粘って一部指摘を受け入れて了解をもらうことにする。


 

2021/02/13,14,15,16 南島原有家プロジェクト 2月の作業

三寒四温、コロナ禍、での作業です。普賢岳にも春めいたような兆しが・・・・。

今回は増築中のトイレを使えるようにする、を目標にご夫婦と私の3人で頑張ることにする。

配管を終え、インスタントセメントで、土間打ちです。前日に荒打ちし、翌日仕上げ塗りします。

仕上げたモルタルに石片を埋め込んで遊びます。

建具の取付けです。出窓のガラス窓(跳ね出し窓)。雨戸を活かしたトイレの入口にハンガードア。 同じ屋根勾配にして、三重のリズミカルな屋根にする。瓦は古い瓦の再利用です。


洗面台の配管。

便器、手洗い器、配管を終わらせ、窓が付き、雨戸を活かしたハンガードアが取付き、ほぼ完了です。 トイレは使えるようになりました。まだ鍵は付いていませんが・・・・・。

中庭側の外観。パッチワークのような外観。必要に応じて増改築が繰り返されてきた歴史が感じられる。


メモ 家は使う人によって進化しつづける。使いながらつくり続ける。

時の、素材の、使い方の、営みによっての、さまざまなものの、積み重ねで成り立っている。これらを活かしつつ、つくる面白さ、楽しさが体感できるものになればと思う。





つづく


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